歌:中村美律子
作詞:喜多條 忠
作曲:岡 千秋
「なんかしとんねん はよ去にさらさんかい
夜の喧嘩も先にする
それが河内の流儀やわい」
北の夜空に光るのは
逆さ杓子の七ッ星
星より三ッ人を斬り
何故泣くのか 熊太郎
欲の先には悪がある
悪が許せぬ馬鹿が居る
一天地六 賽の目に
生命見切りの 熊太郎
「弥五郎 義兄弟分のわれに
えらい手伝いさせてもうたな
こんなわいのために
かんにんしたれや な かんにんしたれや」
人は斬ったが斬れぬのは
胸に風吹く淋しさか
この世で出来ぬ修行なら
せめてあの世で勤めよか
千早 赤坂 水分に
河内音頭が鳴り響く
無念の果てのつむじ風
月に吠えるか 熊太郎
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