歌:加藤登紀子
作詞:加藤登紀子/フランス語訳詞:Ilan NGUYEN
作曲:加藤登紀子
Dans la vie, ce voyage Que laisse notre passage
Nes d'une vie fragile Dans le temps qui nous reste
(語り)
人生という旅の中で 人は何を残すのだろう
小さないのちとして生まれ 終わっていく その間に
朝日の中で今僕は しずかに君を見つめている
君はずっと昔より きれいになったね
眠りから覚めたように 僕は途方に暮れている
何げないこんな日を もうずっと忘れていた
僕は何を探してたのか どこか遠い世界で
ここにはないあたらしい 何かを手にいれるために
急ぐ列車がレールを 走るように
ゴールに向かってただ夢中で 走って来た
どこまでも終わらない ゲームのように
君は気づいていただろうか 僕らの夢のゆがみを
遠くから何もかも 奪おうとするおごりを
ほんの小さなよろこびや 悲しみにゆれる暮らしを
君はひとり この日まで 守りつづけて来たんだね
さりげない日々のくりかえし そこにある命の輝き
たゆみなく どこまでも 流れる川のように
もしもとりもどせるなら もう一度
もしもゆるされるなら もう一度
ゆっくりと同じ時を 歩いてみたい
Si je pouvais le retrouver rien qu'une fois
Si la chance m'en etait donnee rien qu'une fois
Je parcourrais lentement le meme cours du temps
ひたすら夢を追いかけて いつか夢に追われている
見えない明日を 人はいつも どこかで恐れている
人生という舞台には ただ今日があるだけ
たしかなことは 今ここに君といること
Sur la scene de la vie Il n'y a rien qu'aujourd'hui
Tout ce qui compte pour moi
C'est d'etre la avec toi
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