歌:五木ひろし
作詞:久仁京介
作曲:岩上峰山
ほろほろと 衿足に
触れてこぼれる 萩の花
わたしの未練か
あなたのやさしさか
一生かけても 返せないほど
あなたしあわせ
わたしにくれた
愛し愛され 生きたわ
もういいの
秋の陽だまり
心が揺れている
少しなら 欲しくない
そんなわがまま 言いながら
短い月日を
わたしは燃えていた
心ばなれを 伝える指に
肌は気づいて 哀しくさせる
好きな誰かが
あなたにいることは
知っていました
去年の秋からは…
魂という文字に
鬼が棲むこと わかります
どこかであなたを
憎んでしまうから
愛のふかさが 怖いと思う
いつか恨みに
ならなきゃいいわ
秋の気配が
想い出にじませて
もみじ前線
やがては冬になる
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