歌:島津亜矢
作詞:小椋佳
作曲:小椋佳
風は 優しくそよと 吹いていました
それはいつでも 追い風でした
風に押されて その誘(いざな)いに
見知らぬ場所へ 導かれようと
不安も湧かず ただ愉(たの)しんで
蕾は開花を 待ちました
風は 時に乱れて 荒れすさびます
雨も呼び寄せ 嵐ともなり
枝も折れよと 幹も撓(たわ)めと
襲われる度 試練と受け止め
望み捨てずに よりしなやかに
新たな芽吹きを 抱きました
おなごとは さほど
か弱いものでは ありません
吹く風に 愛を
感じてるかぎり 花と咲きます
風は 花の盛りに 強く吹きます
散るが定めの 命寿(ことほ)ぎ
名残りに空へ 舞い立たせます
今や一番 美しくあれと
花影のこし 想い残さず
また咲く祈りが 香ります
おなごとは さほど
ひ弱なものでは ありません
吹く風に 愛を
感じてるかぎり 花と舞います
おなごとは さほど
か弱いものでは ありません
吹く風に 愛を
感じてるかぎり 花と咲きます
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