井上和彦 冬桜 歌詞

歌：井上和彦

作詞：越智静香

作曲：越智静香

「寒いとつぶやくあなた…肩が触れた。永遠のような錯覚。
雪さえも暖かく感じる…。何処を見ているの?
私でないことだけは確かだね。
あなたの横顔…黒いひとみは、濡れて、私を苦しくさせる。
私は写っていないかの様で。でもそんなあなたに…惹かれてしまった…」

狂い咲き

月夜 あなたの影に 心苦しくうねり
風はあなたの声消し 遠く隔て 悲しい…
雪に 彩られた桜 凍え 叫び声あげる
まるで私を映して けして 届かない恋よ…

「恋はするものではなく、落ちるものだと気付いた。
でもあなたはいない。激しく口づけても ここにはいない。」

あぁ 風よ 空よ たける想い 吹き飛ばして
あぁ 迷い恋 花びら落ちてゆく

時の流れ ゆるやかに 移る季節のはざま
時を待てぬ この桜 悲しい声 胸をさす
闇に凍え 傷つけば 心癒えるでしょうか…
ちぎれ 壊れ くずれてく そして微笑めばいい

「いつしかあななは言った。先に恋したほうが負けだと。
それでもいい。あなたを愛せるのなら。」

あぁ 時よ 神よ 風をおこし すべて壊せ
あぁ 花吹雪 雪をさらうまで

「あなたに出会ったあの場所。あなたと歩いたあの道。
あなたに触れたあの感触。あの時間、見つめあった あの時間。あの場所。
あなたと、あなたと、あなたと、あなたと…」

冬桜 刹那の恋

あぁ 風よ 空よ たける想い 吹き飛ばして
あぁ 迷い恋 花びら落ちてゆく