歌:甲斐バンド
作詞:甲斐よしひろ 作曲:甲斐よしひろ
心傷つき 疲れ果てた
人が降りるという 停車場で
愛も想いも剥ぎとられ
残骸のように立ってた
終列車 突きぬける風が
俺のすきまを 吹きぬけ
終列車 燃え上がりそうに
暁の中 走りだす
不意の嵐に 二人撃たれ
悲しみの底に倒れた
別離の黄昏 お前はこの世で一番
悲しい声で泣いた
終列車 突きぬける声が
夜のしじまを かけぬけ
終列車 涙ひきちぎり
暁の中 走りだす
思い出も きれぎれに
過去をのせて 汽車が走る
ねぐらもない旅路の街で
俺は冷たくなっていく
終列車 突きぬける風が
俺の命を凍らせ
終列車 引き裂き泣かせ
暁の中 走りだす
終列車 大地をゆるがし
うなりをたてて列車が
終列車 闇をふるわせ
静かな朝を 打ちくだく
終列車 突きぬける風が
俺のすきまを 吹きぬけ
終列車 燃えあがりそうに
暁の中 走り去る
甲斐バンドは1974年に結成され、同年「バス通り」でデビューしました。フォークとロックを融合したサウンドで人気を集め、「裏切りの街角」「HERO(ヒーローになる時、それは今)」「安奈」などのヒットで知られます。活動休止を挟みつつ再結成後も精力的にライブと作品発表を続けています。
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