歌:市川由紀乃
作詞:木下龍太郎
作曲:水森英夫
男の肩越し 窓越しに
一つ 二つ ホラ また一つ
螢みたいに 漁火が…
「熱燗(あつかん)にしましょうか」
暖簾を降ろした 居酒屋で
冷めた 冷めた薬罐(やかん)の 湯を沸かす
ここは最果て 北港 えー 北港
どうやら私と 同じよに
一つ 二つ ホラ また一つ
過去がありそう 傷痕が…
「盃をくださいな」
昔の誰かに 似てるから
女 女ごころの 血が騒ぐ
ここは最果て 北泊(きたどまり) えー 北泊(きたどまり)
出船が終った その後は
一つ 二つ ホラ また一つ
窓を揺すって 海鳴りが…
「夜明けまでつき合って」
女をその気に させながら
帰る 帰る男が 憎らしい
ここは最果て 北港 えー 北港
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