歌：筋肉少女帯
作詞：大槻ケンヂ
作曲：本城聡章
恋の秘孔 愛の秘孔
突くなら一撃さ
陰と陽 虚と実
迷うな カマキリ拳
赤い髪の娘に恋をしてから
赤い川のほとりをさまよえば
赤い鼻の酔いどれ老師と出会い
秘伝カンフー修行が始まった
杭渡れ
木人を叩け
そして恋のツボを知れ
恋の秘孔 愛の秘孔
突くなら一撃さ
陰と陽 虚と実
迷うな カマキリ拳
時が経って老師と街へ戻って
赤い髪の娘に会ったのさ
一突きで惚れさせるという
恋の秘孔を突いたんだ
ところが娘はキョトンとしたままさ
後ろで老師が「あ、やべっ」とつぶやいた
「恋の秘孔 愛の秘孔 そのすぐ横のとこ
人間爆破のツボあって それ押したんじゃお前は」
「えー！？ 何すかそれ！？」
「おしい！ 微妙に位置がズレたのう」
「聞いてないっすよそんなの」
「男はみんな気づかんのじゃ、女のそのツボに」
「いやそんな、あ！あーっ！あーっ！」
恋の秘孔 愛の秘孔
そのすぐ横のとこ
女は スイッチ
爆破のツボがある
押したら終わりさ
砕けて 消え失せて
男の心を食うのさ
カマキリさ
「…老師も、色々あったんすね、女は」
「男は黙って、また修行じゃ」
終劇
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