歌:樋口了一
作詞:樋口了一
作曲:樋口了一
夜明けの光 八月の空 熱の冷めたレールの上に
耳をあてれば聞こえてくる 鼓動のような車輪の響き
川を渡る風に揺られ 田園の中横切ってゆく
あれは僕らの夢の行方 そしてすべては太陽の魔法
あれからどれだけたったんだろう
きみは今でも草のにおい覚えているかい?
柔らかに風を切り 汽車は走る過去と未来をむすんで
華やいだあの夏を 陽炎の彼方に 追いかけながら
走れ 僕のwindy train
蝉しぐる森 立ち上る雲 踏み切りの脇の 昼顔の花
土砂降りの雨 たたずむ二人 生まれたばかりの 無垢な希望
どれだけ僕の中に残り 僕を僕でいさせてくれる
どれだけ僕の心揺さぶり 君のもとに返してくれる
守れるものはもう多くはない
だからなおさらにその笑顔守りたい
柔らかに風を切り 汽車は走る
胸を踊らせた 時代へ
消えかけた あの夢に
逃げ水の向うへ 手を伸ばしながら
走る僕はwindy train
夕闇の帰り道 一人きり急いだ
泣きながら 泣きながら まだ僕は 道の途中さ
やわらかに 風を切り 汽車は走る 過去と未来を結んで
終わりなきあの夏を 陽炎の彼方に 追いかけながら
走れ僕のwindy train
走れ僕のwindy train
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