歌:原由子
作詞:原由子・桑田佳祐
作曲:原由子
朝靄漂う モノクロームの海辺で
裸足の指に絡む 砂が冷たい
風さえまだ無く 潮騒だけが響く
角のとれたガラスを 拾い集めてた
濡れたサンダルを脱いで 茜色に染まり始めた
東の空 手を合わせて
ほら幽玄の風 鳴いて ヒューララ Oh Oh
生かされて私は ここで 幻想(ゆめ)を見る
盂蘭盆会の参道(みち) すれ違うのは誰?
思わず 振り返れば 人影のつむじ風
山の端さやかに 夏が両手を広げた
飛び交う鳥の声に 心さすらう
鶴岡八幡宮(じんじゃ)の向こうに 白い雲が沸き立ち
銀杏が天に蒼き 枝を伸ばしてる
街のざわめきの中 不意に募る切なさは何故
遠い記憶 呼び覚ますの?
今 悠久の舞 静やかなる季節(とき)
儚くも 美しい 白い花びらよ
星月の郷 呼びかけるは 誰?
糾(あざな)う糸のように 幸せは巡り来る
ほら幽玄の風 鳴いて ヒューララ Oh Oh
生かされて私は 一人歩き出す
盂蘭盆会の参道(みち) すれ違うのは誰?
思わず 振り返れば 人影のつむじ風
想い人よ何処へ
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