歌:高城靖雄
作詞:吉幾三
作曲:吉幾三
夕陽が山に 落ちる頃
オヤジの船を 見送った
そのうちお前と 二人して
沖へと出るのが 楽しみと
あの日と同じ 手を振った
拳を振り上げ 手を振った
三陸海岸 オヤジとの
別れとなった 春の海
静かに波打つ 風が吹く
海など見たくも ないけれど
今頃…あなたが唄ってた
牛追い唄など 口ずさむ
ヤ〜エ〜 ヤ〜エ〜
山背の風に 舳先向け
しばらくぶりに 沖へ出た
陽焼けた肌に 白い歯が
笑ったあなたを 思い出す
灯台廻り 手を振った
今亡き母へも 手を振った
一人前では ないけれど
今では俺も 船乗りさ
まだまだ街には 灯りなく
時々海見りゃ 嫌になる
今頃…何故だか泪出て
牛追い唄など 口ずさむ
ヤ〜エ〜 ヤ〜エ〜
故郷(ふるさと)三陸 生きてやる
親父の分まで 生きてやる
泪をふきふき 男なら
牛追い唄など 口ずさめ
ヤ〜エ〜 ヤ〜エ〜 ヤ〜エ〜
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