歌:鈴木祥子
作詞:尾上文
作曲:鈴木祥子
息を吸うたびに
体が少しずつ溶けてく
真夜中の椰子の葉かげ
透明な月あかりに
砂に散らばった
星くず 君の肩に揺れる
永遠に終わりのない
夢の中 遊んでいた
夜空のキャンバスを
駆け抜けた流星
目を覚ますと ふたり
どこにもいなかった
風の向こう 君は
今もそこにいるわ
駆け寄るわたしに
振り向いて 笑っている
まぶしそうに
過ぎた思い出は
海底に眠る難破船
眠れない夜の窓に
静かに浮かんでくる
青い月の庭で
胸を重ねたまま
いつのまにか ふたり
押し花に 変わった
時の向こう 君は
今もたたずんでいる
駆け寄るわたしを
抱きしめて
潮騒に 包まれてる
夜空のキャンバスを
駆け抜けた流星
目を覚ますと ふたり
どこにもいなかった
風の向こう 君は
今もそこにいるわ
駆け寄るわたしに
気がついて 振り向いて
微笑んでくれるといい
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