作詞:もず唱平
作曲:岡千秋
(男)
貧乏暮らし気にならないが
夜鍋仕事をみるのは辛い
相惚れ駒かい小春三吉
堪忍してんかなァお前
将棋に惚れてすまなんだ
※台詞
(男)
無学やの、柄が悪いのとぬかす奴がおるらしいが、
大臣、博士になろうというんやない。
将棋指しは駒うごかせたらええ。
王将と歩の区別がつかんわけやないわい。そやろ小春!
(女)
そんなアンタに惚れたんや。ウチは盤外の駒。
あんた支える押え駒や。
(女)
あんたの一歩(いっぷ)私の一歩(いっぽ)
共に大事な明日への一手
相惚れ駒です小春三吉
なりふり構わず命懸け
勝負の鬼になんなはれ
※台詞
(女)
お父ちゃん、今度行くとこは東京でっせ。
京都と間違うて降りんようせななァ。
(男)
なにぬかしとんねん。わいはそんなアホやないわい!
(男)通天閣のあの灯に懸けて
(女)勝ってください(男)任せておけよ
(二人)相惚れ駒かな小春三吉
(男)手駒の足りない(女)二人にも
(二人)わが世の春がきっと来る
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