歌:DRM
作詞:川原 京
作曲:TATOO
移りゆく街で 何故か足を止めた
名残惜しそうに 暮れゆく茜空
赤い鳥居や 石畳 風に揺れる願い文
駆け抜けたのは 幼い日 遠い夏の空
いくつもの季節を 越えて 今も 歩いている
降りそそぐ夕日は この瞳を 赤く染めた
陽だまりの記憶 忘れそうな夜は
願いを降らせる 木蓮の咲く庭
十六夜の月 滲む影 ありふれた今日が終わり
悲しい理由(わけ)も ないのにね 涙が溢れた
ふるさとの街並み 照らすように 花は咲いて
香り立つ白さが 宿したのは 儚い夢
ひたすら生きる 日々の果てで めぐり逢うもの 全て愛そう
過ちさえも 受け止められる強さ 胸に抱いて
いつくもの季節を 越えて 今も 歩いていく
降りそそぐ夕日は この瞳を 赤く染めた
立ち尽くすわたしを 急かすように 花が散った
香り立つ白さが 残したのは 消えない夢
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