石野田奈津代 タイムリミット 歌詞

歌：石野田奈津代

作詞：石野田奈津代

作曲：石野田奈津代

時間が私をとりまいている
見えない無数の糸で･･･

限られた時間の中で人は
足元も見ないで急ぎ足
無表情と無口で自分の世界を隔離して
他人との空間を遮断してる

時が人格を変えていくようで
しくまれてる気がしてこわい
息がつまりそうで
自由がきかない
しばられてるカンカクにマヒしそう

時間が私を追いかけてくる
黒い影を落として
時間が私をとりまいている
見えない無数の糸で･･･
もがけばもがくほど
からまってゆく
規則正しい現代社会の中で
常に時間に追われながら
疲れた肉体を休めることもなく･･･

一生は70年ぐらいで1年は365日
1日は24時間で1分は60秒で
やらなきゃならないことはゴミのようにあるのに
やりたいことも夢のようにあるのに

働きづめのサラリーマンも
勉強づけの受験生も
たまには気晴らし
しないとホントに
どーにかこーにかなっちゃうよ

時間が私を追いかけてくる
黒い影を落として
時間が私をとりまいている
見えない無数の糸で･･･
もがけばもがくほど
からまってゆく
規則正しい現代社会の中で
常に時間に追われながら
疲れた精神を休めることもなく･･･

安らげる場所はどこにある?
ホッとするようなひとときは
何も考えずボーッと夜空を見上げたり
寝転んだりしてられる時間(とき)

時間が私を追いかけてくる
見えない手でせかしながら
生き急ぐようなカンカクが
定着している
むしばまれたスベテの細胞
もう時間からは逃げられない
今ここに存在してる
私という個体も
やがて宇宙のもくずとなるのよ･･･