歌:Rita
作詞:折倉俊則
作曲:折倉俊則
最後、言葉を交わしたのは、雨が降り続く夜でした。
熱の消えた手、握り締めたままで。
あなただけは幸せでとか、言わないで欲しかったのです。
色落ちもしない、消えもしない、記憶。
ねえ 誰にもちぎれない絆だと思っていたのに。
優しい風の音なのに (何も無い空を切るのに)
貴方の笑い声のように(聞き間違えてしまいます)
目を閉じてなどいないのに(貴方が今も目の前で)
確かに佇んでいるように(見えて)しまいます
爪痕を残した指はもう 離れてしまったはずなのに
夢の中から帰ろうとはしません。
振り返れば永遠なんて有りもしないとわかっていて
何故形に残さなかったのでしょう。
ねえ 何を捨て去れば もう一度会えるのでしょうか。
優しい風の音なのに (何も無い空を切るのに)
貴方の笑い声のように(聞き間違えてしまいます)
目を閉じてなどいないのに(貴方が今も目の前で)
確かに佇んでいるように(見えて)しまいます
もう何もかも全て逆さになって 遠い星になってしまえ。
一人孤独のはずなのに(冷え切っているはずなのに)
静かには思えないんです(感情が騒がしすぎて)
色のない日常の中(グラデーションのようでした)
全て過ぎた今頃に(やっと)知りました
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