歌：松村雄策
作詞：松村雄策
作曲：松村雄策
ぽくは苺畑へ行って
苺を全都つぶして
畑を血の海にしてしまった
海からあがるとすぐに
苺畑にでたけど
時の流れは凍りついてた
身体は若く 心は老いて
崩れ落ちてく ひびきをたてて
雪の世界に埋もれ
真白で息も無くなる
ぽくもここで餌食になるのか
うさぎもいないこの土地で
いったい誰が倒れる
これがふたりの寒い季節か
自分で落ちた 亀裂の中の
悲しみが深すぎて もう何も解らない
天窓の硝子を透して
ぼくは流れて行く雲を見ていた
見ていたはずだ
この空は何処まであるのだろう
この空は この空は
白い亀が消えてく
たっとたっと消えてく
帰る道はどこにも見えない
ぽくは苺畑へ行って
苺を全都つぶして
畑を血の海にしてしまった
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