作詞:doriko
作曲:doriko
目に見えないものなら
そこにないと同じと思うのだろう
ただただ それはすり抜けてゆく風のように
幾千行き交う影の中で足を止めて私を見てた
ただただ そんなことが嬉しかったのか
自分が何かも忘れてしまった
私にもう一度 私にもう一度
こんな姿だけど怖がらないで 傷つけたりしないよと
伝える術さえ分からないから 声も出せない
手を伸ばしたのはあなたが先か
黄色い花の咲く頃
応えた私に笑ってみせた あなたは綺麗で
何処に居てもあなたの姿ばかり探してしまうようで
ただただ そんな自分に戸惑っていた
悲しい思いをしたいわけじゃない
私はもう二度と 私はもう二度と
ガラス越しに触れた手と手のような 決して交わらないもの
その隙間には何を詰めたら埋まるだろうか
好きという言葉もあなたが先で
赤い花の咲く頃
泣いた私と共に泣いてた あなたも綺麗で
怖いものなど無いはずなのに
迫る夜に怯えていた
もう分かってる 知ってしまえば
優しくて優しくて 痛いほど優しすぎて
帰れずの森へと迷い込んでは 帰る場所など無いと言う
その眼差しに陰りなどなく 揺らいでしまう
さよならだけは私が先で
雪の花が咲く頃
凍えた私をただ抱きしめた あなたは綺麗で
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