H-MAN モノガタリ 歌詞

歌：H-MAN

作詞：E.Furiya

作曲：E.Furiya/N.Browne

物語り 俺は物語り 物申す 俺は物語り
リディムに乗せてベシャリ語り リディムの上で話す話

昔々のその昔 1960年あたり
日本の裏 反対側にある カリブの島で生まれたらしい
そのやり方 マジ!真新しい でも今までにない物珍しいって
訳じゃない 貧しい暮らしの中 暗闇に灯された光
7inchレコードの裏に Dub又はVersionと書いてあり
歌なしカラオケがあるらしいから そいつをかけてベシャリ語り
楽器も楽譜も必要なし 歌下手クソでもおかまいなし
爆音ならすサウンドシステムの ブースの中が舞台替わり

ジャマイカ人のやる事には驚いた
なんせ やることやること なすことなすこと おもろいな
なるほど なるほど フムフム頷いた
だって発想転換 逆転発想あるのみだ
時には大胆 時には極端 音空間
音の間も 音の隙間も 溢れる存在感
ビックリ!ビックリ!ひっくり返る既成の価値観
悲しみ怒り喜び 充満 生活感

物語り 俺は物語り 物申す 俺は物語り
リディムに乗せてベシャリ語り リディムの上で話す話

昭和四十七年に 一人の男がこの日本に
生まれてきたのは偶然に いや当然それは必然的
バンドブームはイカ天で ラップブーム横目に見て
レゲエブーム終りだって そりゃブームはブームさなんたって
分かりゃしねえ 明日 明後日 一難去ったら又一難さ って
リディムにまたがって 物申す 俺は物語り
あれ?何の話をしてたっけ?ベシャルの語るの好き勝手
無手勝流だゼ 何だって Pow!! 言葉の弾丸ぶっ放せ

レゲエは無理だこの国じゃ 日本じゃ
サムライ チョンマゲ フジヤマ ゲイシャ ニンジャ
そんなの承知だ そんなの笑止だ オレ達は
だけど やってやって やがてやがて その先は
クラクラッとくらってはまってした決心も
グラグラッと揺れるユラ揺らぐ自信
肝心肝心 要なのは自分自身でも
感心感心するくらいの勘違い

物語り 俺は物語り 物申す 俺は物語り
リディムに乗せてベシャリ語り リディムの上で話す話