歌:吉田山田
作詞:吉田山田
作曲:吉田山田
時計の針を巻き戻そうと
手を伸ばしたから指を切った
ガラクタのようで宝物だった
さよならも言えずになくした恋
諦め方を知らず 産まれてきたはずなのに
「仕方がない」と唱えるこの 臆病者
届かなくても 届かなくても
届かなくても ちゃんと言いたいな
届かなくても 届かなくても
もう一度あなたに逢えたなら
指に触れて また 時が止まる
溶けた氷と濡れた掌
海の何処かへと消えた花火
時計の針の音に合わせて
なくした物だけ数える恋
昨日の事のように 今も痛むこの胸は
幼すぎたあの季節の 落し物
笑った事も 泣いた事も
幸せでしたと伝えたいな
人通りの多い街は
あなたによく似た影ばかりで
振り向く度また夢が終わる
届かなくても 届かなくても
届かなくても ちゃんと言いたいな
届かないまま 届かないまま
もう二度とあの日は戻らない
目を開ければ 今 夏が終わる
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