人間失覚/VALSHE 歌詞

VALSHEの「人間失覚」歌詞ページ。
「人間失覚」は、作詞:VALSHE、作曲:minatoです。

「人間失覚」歌詞

歌:VALSHE

作詞:VALSHE 作曲:minato

かわいらしいと言われた顔も
ただただ 怖くて厭らしくて
いつどんな瞬間もその唇が
清潔に保たれる不気味さよ

羞恥と道徳は
体裁のアクセスリィ

私の身体に染み付いた泥を
押し広げいくばかり それを見つめた
善意と悪意の境界が滲む
無邪気さを装った報いをください
手加減などなさらぬように

見境の無いサーヴィスのあとで
私は狂気となってしまう
果てはきっとそう旅立ちの日の
詩人になれると夢を抱く

私と私との
醜悪なアンヴァランス

だらしなく降った雨さめざめと
恥じるのはこれまでのよく出来た過去
上質な傘が私を守る
侮蔑にも似た価値はいまだ見出だせず
生きることに億劫でした

私の身体に染み付いた泥を
貪って味を知り飢えを満たした
拭い取ったあとに残ったものが
失望か欲望かそれも理解らず

出来るだけ早く もっと早くと
そんな風に思いながら生きて来ました
愚かなことだと罵った他人を
幼稚で高慢だと思い込んだまま仕舞うほうが
「私らしい」と

文字サイズ:
   
歌詞の位置:
 

VALSHEの人気歌詞

歌詞検索J-Lyric.netでは、無料で歌詞の検索・閲覧サービスを提供しておりますが、著作権保護の為、歌詞の印刷、歌詞のコピー、歌詞の複写などを行うことはできません。

歌詞の検索方法 利用規約 J-Lyric.net について

Copyright (c) 2006-2025 J-Lyric.net