作詞:H.P.ウェルズ
作曲:横関公太
絶望の果てに 逃がれ来た森で
不意に奪われたる口づけが
哀しき棺に 眠れる私の
鼓動を呼び覚ましたの
月も照らさぬ
静寂(しじま)に溺れ
何を見たの
何を知ったの
赤い血の如くに綺麗な
瞞し(まやかし)が映る
貴方の鏡に
ほら切なく蠢いてる
Black Snow White
白い雪の肌に惹かれて
触れたなら
生き人形愛でる為の
嗚呼囚われの私
身動ぎもせずに 横たわるカラダ
若しも其の儘目覚めなければ
私を攫って人知れぬ部屋で
どんな罪を犯したの
風も揺らさぬ
灯火掲げ
何を乞うの
何を祈るの
黒い瞳の様に綺麗な
偽りの詩が
貴方の舌の上で
虚しく踊っている
Black Snow White
金の星の様に溢れる
傷口が
生き人形拒む為の
ただひとつの証
嗚呼願わくば
永遠の眠りを!
温き褥が
お気に召さねば
さあ構わず
お気に召すまま
サファイヤの如くに綺麗な
眼差しの色が
貴方の暗い望み
私に伝えている
Black Snow White
紅い血の如くに綺麗な瞞しで
生き人形愛でる為の
嗚呼囚われの私
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