作詞:R・O・N
作曲:R・O・N
雷鳴無数の尾を引くようにして
残す響きは位相を狂わせた
聴覚に膜を張られたみたいで
何も聞こえない
それでもいいんだ
居心地は悪いけど
たった二秒だって目を逸らせない輝きは
何億分の生命を越えていく
どうしてあの時遮る光となったんだ
惜しんでも
月の裏側知る由もないと
何度目かの邂逅を経た猫が
初めて足を止め
今ここにいるワケを尋ねた
理解できる話でもないが
砂嵐に塗れないように荷台に飛び乗った
走り出す合図は価値のない
使い古された台詞と聞き流していた
辿り着けやしないけど
たった二秒だって目を逸らせない輝きは
何億分の生命を越えていく
どうしてあの時遮る光となったんだ
惜しんでも
月の裏側知る由もないと
在りし日の思い出は
何度も訪れる
事象の地平線に溶けて
また巡って
たった二秒だって目を逸らせない輝きは
何億分の生命を越えていく
どうしてあの時遮る光となったんだ
惜しんでも
月の裏側知る由もないと
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