作詞:EMER MICHEL/訳詞:美輪明宏
作曲:EMER MICHEL
街の女のマリーは 美人だった
お得意の客もいて みついでくれた
客が帰ったあとは 今度はマリーが
遊びに行く番さ 彼のところへ
場末のホールへ 出かけてゆく
小柄な男で アコーディオン弾き
彼が弾くジャバに耳をかたむけ
踊り場には目もくれないで
情をこめて その目は見つめる
彼が熱演する姿 彼の素敵な指の動きに
胸も手も足も 体もしびれて
歌いたくなる まったくこのジャバときたら
街の女のマリーは 寂しかった
アコーディオン弾きは 兵隊に行った
彼が帰ってきたら お店を持とう…と
二人っきりで働く かわいい店を
毎晩彼は 微笑みながら
マリーのために ジャバを弾くのさ
そっとジャバを 口ずさめば
彼が目に浮かぶ
情をこめて その目は見つめる
彼が熱演する姿 彼の素敵な指の動きに
胸も手も足も 体もしびれて
歌いたくなる まったくこのジャバときたら
街の女のマリーは ひとりぼっち
若い女たちは ジロリとにらむし
男は誰も 声もかけない
あせればあせるほど 悪くなるだけ
死んでしまった アコーディオン弾き
それでもくたびれた足は あのホールへ
別の男が ジャバを弾いてる
目を閉じて聞く 彼が帰ってきた
彼の素敵な指の動きに
胸も手も足も 体もしびれて
歌いたくなる まったくこのジャバときたら
「やめて」
そのジャバはやめて
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