歌:WANIMA
作詞:KENTA
作曲:KENTA
去りゆく後ろ姿を引き止めることが出来ず
生温い風に背中を押され
寄せ集めの言い訳ばかりで
優しさを間違え 下らないプライドに染まる
あたりまえの小さな喜びに
気付くことが出来なかったから
月が灯りを忘れた夜 見つけてやれなかった思いが
次から次へと溢れ出す
これでいいんだと言える日は
いつになれば来るのかな
となりにいるだけで ただいるだけで
よかったから
同じ空を見ていた そばで見ていた
あの日流れた涙も知らぬまま 夜の風に消える
月が灯りを忘れた夜 見つけてやれなかった思いが
朝まで待てずに騒ぎだす
これで最後だと知ってたら少しは楽になったかな
だから
となりにいないだけ ただいないだけ
そう言える日に そっと目を覚まして
思い出して 名前を呼んで
ふさぐ手をどけて 泣いた顔を笑顔にして
小さく手を振って 胸を張って 夜を越えて
となりにいるだけで ただいるだけで
よかったから
同じ空を見ていた そばで見ていた
あの日流れた涙も知らぬまま
残る影に ただ胸を張って
また夜の風に消える
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