歌：西田美津希
作詞：西田美津希
作曲：西田美津希
「じゃあね、お休み」の言葉に
酷く泣きたくなったのです
受話器が眠る瞬間
わたしはすべて失うのでしょうか
優しい誰かのことさえ
不意に疎ましくなるのです
何と言って貰えるのを
わたしは望んでいるのでしょうか
この世界は嘘つきで嫌いです
信じるのも疑うことも疲れました
なのにわたしは今日も息をします
それはそれはきっと
感情のない文字に怯え
傷付く準備を済ますのです
返事を待ち続けている
とうに独りになった部屋で
手に余る様なしあわせは
与えられる度脆くなり
次は何を求めましょう
わたしは違うと呟きながら
この世界は冷たくてきらいです
戦うのも守ることも怖いのです
なのにわたしは今日もここに居ます
それはそれはきっと
全て変わりゆくのだと
知らす声から逃げて来た…けど
思う程も子供じゃないから
大丈夫
この世界に確かなものが在るなら
触れたいと触れられたいと願うのです
わたしが今日もここに生きる理由
それはきっと君が
君がいるからでしょう
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