歌:暁月凛
作詞:なるけみちこ
作曲:なるけみちこ
いま荒野の果てに流れる
哀しみを湛(たた)えた口笛
僕等が再び 旅立つことを決めたのは
ここから始まる想い出を生きるため
あの涙 あの温もり
黒い影に攫(さら)われても
戦わない者は去れ
いま荒野の果てに流れる
哀しみを湛(たた)えた口笛
涙で歪んだ夕陽が沈むように
絶望に墜ちるくらいなら
想いを貫けばいい
西風(かぜ)が閃いたら その銃爪を引け
焚火の爆ぜる音 月夜につま弾くメロディ
立ちのぼる煙に 浮かんでは消えて行く
あの笑顔 あの約束
誰かを守る戦いのあとに
残る面影
明日の在り処を掴めずに
まだ荒野を彷徨うキャラバン
いつだって答えは 自分の内(なか)にある
信じよう 張り裂ける衝動
心が駆け出すまま
西風(かぜ)が閃いたら その銃爪を引け
傷ついた翼広げたまま
墜ちてゆく渡り鳥を
逆巻く砂塵が やがて
何度でも掬(すく)い上げるから
いま荒野の果てに流れる
哀しみを湛(たた)えた口笛
涙で歪んだ夕陽が沈むように
絶望に墜ちるくらいなら
想いを貫けばいい
西風(かぜ)が閃いたら その銃爪を引け
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