歌:日向電工
作詞:日向電工
作曲:日向電工
甲「座禅で密教、並んで禅業、貴殿と神道、禅問答」
乙「いやいや結構、励んで宗教、一人でゆったり工夫茶」
甲「これまた悠長、気ままで遊興、呆れた問答、一辺倒」
乙「厭厭言ったら、退がるが道理だ、文句があるなら表へ来い」
甲「やるのか決闘、血まみれ説法、荒技血統、鴛鴦刀」
乙「こうなりゃ血闘、退がれぬ節刀、構えろ新刀、禅問答」
甲「退かずに問答、見上げた根性、構えた新刀、喧々と」
乙「睨んで撃ったら、退かぬが道理だ、荒人神でも出合わにゃ損」
月夜に啼く、護摩壇の火、二つは今、相見える
仏塔 遠路遠路 遥かなる街に行き着くまでに何度
二人 刃向け、鍔迫り合い 喧々諤々また夜が明ける
乙「ほれみろ精魂、尽き果て拙攻、貴殿と決闘、禅問答」
甲「たられば問答、泣くまで説法、請うまで帰さん、鉄山靠」
乙「やったな頓馬、腑抜けた根性、媚びへつらうまで、戦闘痕」
丙「もうやめなったら、聞かない奴らだ、落ち着かないから口噤め」
乙「厭厭あっちが 仕掛けた喧嘩は 買わない手は無い素っ頓狂」
甲「言ったな激昂 薄野呂問答 うっちゃれ鉄砲!」
衆「あいあいさ!」
乙「それ見ろ逆上、酷いぞ元凶、囀る小者が一辺倒」
甲「五月蝿い口から縛ってやろうか」
丙「醜い争い余所でやれい!」
仏頂 遍路遍路 天の階を駆けるまたひた走る
朧月夜と唐紅 喧々諤々また夜が更ける
釈迦も眠り、袂分かつ、月夜にまた、音弾ける
仏塔 遠路遠路 遥かなる街に行き着くまでに何度
二人 刃向け、鍔迫り合い 喧々諤々また夜が明けて
元の木阿弥
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