歌:鈴木みのり
作詞:照井順政
作曲:照井順政
小さな さよなら 茜空溶け出して
街はまだ夢の中
いつもの長い 坂道を駆け下りてく
深く息を吸い込んで
描いた夢の 続きばかり見たくて
置き忘れた未来や
君の言葉が 少しだけ残している
甘い痛み
通り過ぎる
季節の匂いに
胸焦がして走った日々が
なくしたもの、見つけたこと
炎の様に揺れた
星の道標を見つけたら
書きかけの地図だけを強く握って
愛しい後悔が 幾つもの孤独な歌が
明日を照らしている
新しい季節にまた駆け出してく
雨の匂いが アスファルト溶け出して
ひとりぼっち夢の中
選んだ長い 坂道は美しくて
寂しいけど
すれ違った
いつかの想いに
胸焦がしてしまうよ 今も
なくしたもの、見つけたこと
黄金色に広がる
街の灯り
十字路を曲がって
並木通り 飛び越えて
フェンス越し笑った
線路沿いに焼けるソーダ
さよならはいつだって
どこかきっと優しくて
いつか帰ったら言えるかな
眩しい星の手に導かれて
人知れず消えていく歌声は
遠い街角で 幾つもの孤独と交わる
星の道標を見つけたら
書きかけの地図だけを強く握って
愛しい後悔が 幾つもの孤独な歌が
明日を照らしている
新しい季節にまた駆けてゆける
変わっていく
街も君も
懐かしい記憶も
ただ側にある
産声は そっと
約束の様な
さよなら
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