歌:斉藤壮馬
作詞:斉藤壮馬
作曲:斉藤壮馬
ぬばたまの闇が ひっそりと
蝙蝠のような ずる賢さで
這い寄ってくる これ以上
無力で
冥府の扉は いつでも
瞼の裏側 佇んでいるから
いっそ このまま水仙と
汚れたい
ありもしないよと
わりきれないから ごめんね
吐き気がするほど
青に融かされてしまうよ
ミネルヴァ
片眼の梟が笑い
帳は
ぬめる夜 吐息だけ
ざくろのにおいが
中を満たしたら うごめき
ざらりと冷たい
蛇の舌先がずるいよ
ありもしないよと
わりきれないから ごめんね
吐き気がするほど
青に融かされてしまうよ
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