歌:秋山黄色
作詞:秋山黄色
作曲:秋山黄色
あなたがいたこと
綺麗だと思えたこと
死ぬほど、ではなく 死ねるほど
命を遊びのように ヨーヨーの軌道のように
できる何かを探す夜に 居場所があったこと
曖昧なこの世界を生きる足に
力があったこと
生まれてよかったかどうかを
沢山 話そうとするあなたがいたこと
月っきりさ 僕らの今は
幸か不幸か どうだ 涙を出せ
何十億のやるせなさが
どうにかリズムを奏でている
帰り道には 命が終わりたがる
死ぬほど、ではなく 死ねるほど
細やかな欠伸とともに 滲み出す涙の奥に
本当の涙を隠し 袖で拭っている
安全な一日なんて一度もない
時は進んでいた
生まれた時点で僕たちは
病気になってしまっていた
幸せってなんだろう
月っきりさ こんな孤独を
一人で 一人で 一人で
見ていたのは
何十億のこの気持ちは
何の為なのか教えてくれ
絶望の朝が来た
これはそんなアルバムさ
晴れ渡る空に 心
投げ出してみようよ
消えるなら意味ないじゃん
金も名誉も地位も
消えるなら意味ないじゃん
ペットも平和もヒビも
意味がないなら意味ないじゃん
意味がないなら意味ないじゃん
ほら 今
出会いの全てを無意味と
無意味と 無意味と
捨ててみてよ
君との出会いも
死んだあいつの願いも
いつか殴られたあの痛みも
捨てられなかったから
心はこんなに重いんだろう
月っきりさ 僕らの今は
幸か不幸か どうだ 涙を出せ
何十億の意味を探し
どうにか今を踏みとどまる
あなたがいたこと
綺麗だと思えたこと
帰り道が少し うれしいこと
この絶望が誰かの意味になること
そのおかげで少し 生きれること
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