作詞:秋元康
作曲:長沢知亜紀/永野小織
緑色した何でもないビー玉を
教室の床にそっと置いて
君は世界が傾いているってことを
証明しようと言った
何かに引かれるようにゆっくりと
転がり始めて壁まで 止まらない
気づかなかったくらい
この校舎が傾いてるだけのことだろう
驚くのは その後だ
今度は逆に転がった
水平なものはどこにもないんだ
バランスなんか悪くたっていいんじゃない?
どちらかに傾けば傾くほど正直だ
「すべては不公平だってことさ」
まっすぐなものがどこにあると言うのか?
アンバランスな真実 受け止めてよ
転がってく
転がってく
転がってく
転がってく
どうでもいいさ
僕らの環境
窓の光に透かしてみたビー玉は
視界を遮る汚(よご)れはない
君はどんなにイノセントでいたところで
なんかおかしいと嘆く
平等に見えていたってこっちと
あっちじゃ高低差があるんだよ
しかも その高低差は
その時々 マジョリティーで変わって行く
さっきまでと 逆の方へ
正義は転がり続ける
水平なものはどこにもないけど
僕らがここに水平に立ってりゃいい
世の中がどちらかに傾いても関係ない
「目を閉じてごらん」
正しい角度なんかないんだ
自分たちでルールを作ればいい
転がらない
転がらない
転がらない
転がらない
それが意志だ
ブレない環境
ホントは気づいてたよ
この世界がフェアでないってことくらい
大事なのは この場所で
踏ん張って立つことだろう
水平なものはどこにもないんだ
バランスなんか悪くたっていいんじゃない?
どちらかに傾けば傾くほど正直だ
「妥協することを覚えた」
まっすぐなものがどこにあると言うのか?
アンバランスな真実受け止めてよ
転がってく
転がってく
転がってく
転がってく
どうでもいいさ
僕らの環境
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