歌:FORT
作詞:mito
作曲:FORT・mito
さまようこの夜空はBrightest ほうき星手が届きそうで
ざわめくこの心はTempest 抑え切れない気持ちBlindness
そう全ての理(ことわり)なんて 君と逢うためだけのProcess
時計の針0時を指して 3度目の七夕終わって…
暑さの落ち着いた10月に君は戸を叩いた
うつむきがちだった仕草には憂いが滲んでいた
まだあどけなさが少しだけ残った面影は
大人の階段を長く険しそうに見上げていた
会話の隙間漂った不安そうな君にそっと手を差し伸べた
握り返してきた手のそのぬくもり無い日はもう有り得なかった
一緒ならまるで世界は 自分達だけのものって そう信じてた
このまま二人が歩んだ 軌跡が永遠だって 疑わなかった
寄り添う影が紡ぐNight Tale ほうき星の背に飛び乗って
さざめく街並み飛び越えて 誰も知らない場所を目指して
そう全ての理(ことわり)なんて 二人には無関係だって
笑いながら手を取り合って 最初の七夕が終わって…
待ち合わせはいつも二人で 同じように5分前に着いて それが当たり前で
何かにつけ同じ動きで 互いに驚いて でも顔は合わせず心で感じて
誰も知らないキーワードで 二人だけ理解して
LINEでその話題で夜を明かして
この世界は二人だけのもので 他は誰もいなくて
そんな日々があっという間に過ぎて
「前しか見えない」と呟いた君の面影は
気が付けば遥か彼方をただずっと見据えていた
入りの早い梅雨のある日に 初めて遅れた君はその時少しはにかんでた
そして徐々にそれを境に 二人の時間が ゆっくりすれ違いを見せ始めた
「特別何かあったわけじゃない…
人は流れ日々は流れ徒然なるはみんな同じだ」
そんなの知ってたよ随分前から
むしろそれを知っていたのはかなり早い方さ
ただあの時の気持ちがいやに鮮明で
それを過去に置いていくには残り香が強過ぎて
気が付いたら自分だけ そこにしがみ付いていただけなのかもしれない
さまようこの夜空はBrightest ほうき星遠く瞬いて
ざわめくこの心はTempest 抑え切れない気持ちBlindness
まばゆい今日は君のBirth Day 「おめでとう」空に呟いて
気がつけば君を失って 3度目の七夕終わって…
寄り添う影が紡ぐNight Tale ほうき星の背に飛び乗って
さざめく街並み飛び越えて 誰も知らない場所を目指して
そう全ての理(ことわり)なんて 二人には無関係だって
笑いながら手を取り合って いたあの気持ちを思い出して…
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