歌:諸星すみれ
作詞:岩里祐穂
作曲:白戸佑輔
あの日空に放り投げた小さな種
庭先に双葉を出した
翌朝目覚めたら
大きな幹は天へと伸びてた
手をかざして
どこまで行けるかな
雲の先へ 蔓をつたい 夢中で登り始めた
裸足で繁み 揺らして
きみが連れてきた風が
きみを無限に誘いだす
生まれ変わりの細胞が
息するからだ塗り替える
愛してやまない旋律と
願ってやまないあこがれが
夢は夢のままじゃない
わたしはわたしのままじゃないから
はじまれ
次の日雨はやみ
そよぐ梢の上 滴が輝く
太陽に照らされ
地平は浮かび上がる 静かに
目をこらして
どこまで続くだろう
雲の海を 突き抜けて まだまだ登ってゆく
群れ飛ぶ鳥 追いかけて
きみが歌うその空に
きみは宇宙を描きだす
待ちくたびれたサイレンが
希望の旗なびかせる
怖れを知らない微笑みと
明日を知らない無防備と
運命の明暗はいつだって
わたしの両手の中にあるから
はばたけ
きみが連れてきた風が
きみを無限に誘いだす
生まれ変わりの細胞が
息するからだ塗り替える
愛してやまない旋律と
願ってやまないあこがれが
夢は夢のままじゃない
わたしはわたしのままじゃないから
はじまれ
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