作詞:秋元康
作曲:大河原昇
人間関係 得意な方じゃなくて
一人きりが一番楽だと思ってた
誰もいない冬の浜辺も
僕は寂しくなかった
街の中にどんなに人がいたって
喧騒が溢れてたとしても
語りかける誰かがいなきゃ
孤独を感じてしまう
潮風に吹かれたくて
自転車を漕ぎ続けた
国道の坂を登れば
ホッとして来る
人生であと何回
この海を眺めるだろう?
防波堤に腰掛けて
いつも問いかけているよ
愛について 夢について
生きるとは何かと…
答えずに黙ってても
聞いてくれるんだ
友は波の音
青春なんて 悩みばかり多くて
ふと気づけば 俯(うつむ)いて歩いてた
自分だけが最悪だと
自己嫌悪の日々だった
そう誰かに打ち明けられればいいけど
なぜだろう 恥ずかしかったんだ
こんな風に自信のない
心 曝(さら)け出すこと
生きるって息苦しいね
知らぬ間に無理してるんだ
どこかで両手伸ばして
深呼吸しようか
大人になってしまっても
この海を眺めていたい
そう僕だけが知っている
一番 美しい場所で
恋をしたら その人だけ
連れて来てあげたい
思い出がキラキラと
ずっと反射する
僕の友たちよ
太陽が昇る時も
太陽が沈む時も
僕らを見守るような
瀬戸内の海よ
人生であと何回
この海を眺めるだろう?
防波堤に腰掛けて
いつも問いかけているよ
愛について 夢について
生きるとは何かと…
答えずに黙ってても
聞いてくれるんだ
友は波の音
幸せとはどこに存在するのか
手を翳(かざ)せば 誰にも見えて来るよ
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