歌:白風珈琲
作詞:白風珈琲
作曲:白風珈琲
あれから止んだままの雨は
小説の中に残したまま
言葉を紡いでは消した夜に
道筋、轍になって固まった
雨は降らないまんま
走る首都高を抜けて
季節を追いかけたあの日に歌えば
声は届くかな
忘れかけたストレージに
焼き付いたままの言葉
拝啓、轍の主へ
丁寧、言葉を綴れば
僕たちは線で結ばれて
パラレルも僕だと歌うよ
選択、何某の猫が
運命、変えて往けども
同じ僕を辿れば
雨はまた降りだす予感サ
それから降り始めた雨は
そこには無い言葉になって滲んだ
水彩画のような夜に
煙草をふかして、風を呼ぶ
それから降り始めた雨が
アスファルトに溶けていくのを見た
水彩画のような夜に
煙草をふかした
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