作詞:The Otals
作曲:The Otals
旅人みたいな大きなトランクに
無難なよそ行きの笑顔を余分に詰めてる
友だちに合わせて頼んだケーキを
半分残す自分の姑息さに胸を痛めてる
きらり きらり
迷い込んだうさぎのように
駆け出していく日暮に追い越されて
神様ひとつ
聞かせてください
みんなを元に戻せますか
遮断機の向こうで健気に待ってた
幼い照れた笑顔に決意が揺らいでる
理屈っぽいせいで可愛くなれない
歓楽街を遠く離れて思い浮かべている
ひらり ひらり
色づいては散る彩り
目を離せば消えてしまいそうだ
ひとつ ひとつ
思い出す昨日のこと
もし間違った世界だったって
選択の連続に
失う可能性も
扉の並んだ長い廊下で手を繋いでる
空いた手に持っている
鍵の使い道を
伝えられないまま
きらり きらり
迷い込んだうさぎのように
扉の前 躊躇って迷っている
子供の頃の
魔法を叶えよう
みんなを元に戻そうよ
あなたは違う世界のうさぎ
日が暮れるよ お家にもうお帰り
ぽつり ぽつり
いま さよならの時
向こうの私とも
仲良くしてね
旅人みたいな大きなトランクに
どこにもいない人の思い出をこっそり詰めている
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