アヤハラヨウ ホームシックユース 歌詞

歌：アヤハラヨウ

作詞：アヤハラヨウ

作曲：アヤハラヨウ

2分後に来る快速特急に
飛び込もうかと“10秒”考えた。
途端に足が震えて「あ、やっぱやめる」
大袈裟でもなんでもない
これが僕の生活の一部始終
クソみてえな毎日に命燃やしてる

最終電車で我が家にご帰宅
ポストはみ出した、請求書の束
こんな紙切れが今じゃ生きている証

飛んでくマネー
解りますか？
ねえ、お前らにこの痛みが
別に誰が悪いわけじゃない、分かってる

お父さん、お母さん
「僕は元気にやってるよ」
やってるよ
やってる　ん、やってる？

あれ本当は嘘だった、なんて言えないよな
勝手に自ら飛び出して今更助けて
なんちゃって笑
自業自得だよね

星が綺麗で、海は青くて
あの街で過ごした日々
あの頃、僕は確かに生きていた
そこにいる1人として

大都会、イカれた人ばっか
劣等感肥大して
この頃、僕はもう自分がなんだか
分かんなくなってんだ

死んだ魚の眼をして、不感症装って
ATフィールド全開も限界。

初めて死のうとしたあの日に
既に心は死んでいた

グシャグシャになった、このプライド
取り残されてる僕はここ
井の中の蛙、大海を知る
うるさい、そんなの分かっている

もう無理、これ以上

夢は追えない

ギターが得意で、歌が大好きな
少年は大人になった
ごめんな、坊や　夢は叶わない
もう帰る場所もない

大都会、夢のゴミ捨て場
その中で僕は
沢山の人と出逢い、別れながら
いつか「幸せだ」と叫んでみたい

2分後に来る快速特急に
飛び込もうかと今日も考えた。
でも今日は天気が良いから「やっぱやめよ」

生きる理由とかクソどうでもいい
うん、やっぱりもうしばらく
僕は生きて、生きて
生きていたい