作詞:キタニタツヤ 作曲:キタニタツヤ
誰にも気づかれずとも一輪の幽かな花、ほころんでいました
燃えるような紅とは言えないが、静かな赤ひらめかせていた
両足にひきずる過去がずっと僕を立ち止まらせていました
この迷いを断ち切ればいつか僕も隣で咲けるでしょうか
指をすり抜ける未来は、何を間違えた罰か?
自分を傷つけるばかりで
つましい喜び、それさえ躊躇ってしまう
もうやめにしたいよ
花はただ凛と咲いていました
それだけで僕は幸せでした
この一輪だけを守れたらいい
強くありたいと願って僕は
捨てた弱さ、また拾っていました
迷いは断ち切れない、迷いながら僕になって
土に逞しく根を張るように、風にはかなく揺れ動くように
ゆるりほころんでいく
誰にも気づかれずとも一輪の幽かな花、ほころんでいました
生まれた場所に縛られていようが、誰より自由に揺らいでた
両足に引きずる過去もちゃんと明日に携えていかなくちゃ
無と全の間を行って帰る、僕はその中にある気がした
弱さを認められないから
強く揺るぎない、容易くへし折れる心
寂しさに見覚えがありました
それは君の形をしていました
遠く過ぎ去るだけの徒夢の日々
静心なく散るように生きて
何も満たされていないのに
どうして僕はこの日々を続けるんだろう
もうやめにしたいよ
花はただ凛と咲いていました
それだけで僕は幸せでした
この一輪だけを守れたらいい
強くありたいと願って僕は
捨てた弱さ、また拾っていました
迷いは断ち切れない、迷いながら僕になって
土に逞しく根を張るように、風にはかなく揺れ動くように
ゆるりほころんでいく
2025年に配信リリースされた「かすかなはな」は、TVアニメ『地獄楽』第2期のオープニングテーマとして書き下ろされました。作詞・作曲・編曲はすべてキタニタツヤが手掛けています。楽曲は、キタニ特有の鋭利なギターリフが印象的なオルタナティブ・ロックをベースに、BABYMETALの重厚かつ透明感のあるヴォーカルが重なるハイブリッドな構成が特徴です。歌詞では「過去の迷いを断ち切り、静かに、しかし力強く咲こうとする意志」を、過酷な環境で花開く植物の生命力に例えて描写しています。内省的な独白から、サビに向けて爆発的なエネルギーを放つ曲展開が、過酷な運命に抗うアニメの物語と深く共鳴しています。2026年のライブシーンにおいても、両者のファンから熱狂的に支持される一曲となりました。
キタニタツヤは、ボカロP「こんにちは谷田さん」としての活動を経て、2014年よりシンガーソングライターとして始動しました。文学的な歌詞と卓越したメロディセンスを武器に、『呪術廻戦』や『BLEACH』など数々の人気アニメ主題歌を担当しています。BABYMETALは、SU-METAL、MOAMETAL、MOMOMETALの3名からなるメタルダンスユニットです。2010年の結成以来、国内外の大型フェスに出演し、世界規模で活動を展開しています。両者は2025年に本作で初の本格的なコラボレーションを実現。2026年現在は、キタニタツヤは自身最大規模のアリーナツアーを完遂し、BABYMETALは新たなワールドツアーの開催を発表するなど、共に日本の音楽シーンの最前線を走り続けています。
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