歌:さだまさし
作詞:さだまさし
作曲:さだまさし
泣いてもいいよ こらえなくてもいいよ
幼い頃のように 大きな声あげて
泣いてもいいよ こらえなくてもいいよ
どれほどの悲しみも いつかはきっと消えるから
出はじめの桜桃 そっと口に運ぶ君の
桜色の唇から 僕の季節が生まれた
君の笑顔が喜びだった
なのに傷つけてしまった 時は色を閉じた
言葉は花冷えの曇り空のように凍えた
それでも君は笑おうとしてくれたね
泣いてもいいよ こらえなくてもいいよ
どれほどの悲しみも いつかはきっと消えるから
笑えたらいいね 本当に心の底から
最初の頃のように 何の不安もなく
笑えたらいいね 本当に心の底から
その胸の苦しみの すべてを洗い流すほど
必ず春はめぐる どんなに寒い冬でも
真白に輝く雪が 陽射しにいつかとけるように
僕が太陽になれるのなら
もう一度ふたり手を添えて 小さな種を播いて
めぐる春の奇跡を いつか実る桜桃を
君が信じてくれるのなら
泣いてもいいよ こらえなくてもいいよ
幼い頃のように 大きな声あげて
泣いてもいいよ こらえなくてもいいよ
どれほどの悲しみも いつかは消えるから
笑えたらいいね 本当に心の底から
最初の頃のように 何の不安もなく
笑えたらいいね 本当に心の底から
この胸の苦しみの すべてを洗い流すほど
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