歌:さだまさし
作詞:さだまさし
作曲:さだまさし
人は多分 深い霧の道の途中で 巡り会うのだろう
道に迷った二人が導かれるように出会うものらしい
わたしは霧の中で出会った瞬間にあなたを愛してた
人生にはどうやらそんな不思議なことがあるものらしい
去年あなたから贈られた 深紫の胡蝶蘭
二度目の花盛り今年は あなたの窓辺に飾ろう
幾千の昼と夜を 長い坂を 歩いてきた
辛い時も 悲しみにも 笑いながら過ごしたから
あなたを愛して生きてきたのだもの
人は多分 もう一度深い霧に迷う時が来るのだろう
そしてその時には二度と戻れないと 心で解ってた
今あなたはたった独り 深い霧の道を歩き始めた
わたしを残して不安そうに歩くあなたの背中が痛い
ずっと大切にしていた あなたの手紙読み返した
二度目の花盛りこれから あなたと もう一度恋をしよう
大丈夫 もしあなたが わたしのこと 忘れても
決してわたしは 見失わない きっとあなたの側にいるから
あなたを愛して生きてきたのだもの
人はおそらく深い霧の道の途中で 巡り会うのだろう
わたしは霧の中で出会った瞬間にあなたを愛してた
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