歌:さだまさし
作詞:さだまさし
作曲:さだまさし
霧の中に消えた初恋を惜しむように
指の隙間から夢が滑り落ちるように
時代は美しく遠ざかってゆくようだ
強い風に砂が形を変えるような
青春の傷を自分で慰めるような
時代に流されて生きるのはここでやめようと思う
ああ あの頃ラジオから流れたあの歌に
生きる勇気を貰った
ああ あの頃好きだった人に恥ずかしくないように
明日を生きよう
霧の中に消えた青春の夢ばかり
不幸せだけを数えて生きてきたようだ
自分を嘆くのはもうここでやめようと思う
強い風にこころ押し戻されるような
後ろ向きの孤独に負けてたまるかと
自分を信じてもう少し頑張ってみようと思う
ああ あの頃ラジオから聞こえたあの人の
強い言葉は今も
ああ あの頃幼い僕を支えた言葉は今も
胸に生きてる
ああ あの頃ラジオから流れたあの歌に
生きる勇気を貰った
ああ あの頃好きだった人に恥ずかしくないように
明日を生きよう
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