歌:さだまさし
作詞:さだまさし
作曲:さだまさし
白いキャンバスにひたすら
僕は自分を描いた
並べた絵具と指先で
服を染め乍ら
君は編物の向うで
僕を疑いもせずに
優しい光の様に
いつも微笑んでた
あなたは
自分の信じたとおりに
思い切り
自分を描いてください
私はただ その背中を
見ているだけで幸せだから
世界一の自画像
描き上げて下さいと言った
そんな君の美しさに
僕は気付きもしないで
あやうく
かけがえのないものを
見失おうとしてた
何を描いたかではなく
如何にして描いたかの
道程が君と僕にとって
大切だと気付いた
今日から
二人の信じたとおりに
思い切り
二人を描き始めよう
だから君は変わらぬまま
その笑顔を僕にください
世界一の肖像画
描き上げるその時まで
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