歌:風
作詞:大久保一久
作曲:大久保一久
北行き船のくもった 窓ガラスを指で撫で
ぼかした窓越し ふと目をやれば
ベージュのコート衿たて 一人で海をみつめて
デッキに佇む人がいる
なぜ過ぎた日を 思い出すようにして
乱れ髪もそのまま WOO
一人で旅する人は どこかに淋しさがある
過ぎゆく季節の 風に似て
つぶやき声がかすかに 部屋の中に流れても
それさえ船うつ 波は消してく
小さな肩振わせて 寒さに耐えているなら
少しの言葉をかけてみよう
そうあの人は 行きずりの女なら
袖すり合うのもいい WOO
一人で旅する人は どこかに淋しさがある
馬鹿げた思いは ガラス越し
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