歌:七緒香
作詞:七緒香
作曲:七緒香
濡れた砂の上をあなたと歩いた
まだ幼い私の歩幅に合わせて
「みてごらん この空の遠くで神様が
きみをずっと見守ってるよ」
夢のように儚く灰になったあなたを
受け止める術など知らない
何もかも思い出なんかにできない
あなたの声も笑顔も
泣くこともできずに冷たい頬に
ずっとずっと 触れてた
ゆるい坂の途中 舗道の片隅
飽きもせずあなたは紫陽花を見ていた
雨の中あなたの大きな手を引いて
「早く帰ろう」ってせがんだ
広げた手のひらに ぶつかる雨粒
あの日と変わらないこの道
何もかも思い出になってゆくんだね
あなたの声も笑顔も
せめて心の糸 解けぬように
強く 強く 繋ぐよ
いつか記憶が途切れあやふやでも
この手のぬくもりが覚えてる
敗れた翼を 空へ広げて
飛びたてる日まで ずっと見ていて
ずっと見ていて
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