歌:うたいびとはね
作詞:安岡信一
作曲:安岡信一
十二月はもう息が白く 寒さに弱い僕は身を縮めて
買ったばかりの缶コーヒーが湯気を立てて窓をくもらせる
遠く離れた君の名前を人差し指でガラスに書いて
流れてゆく字が想い出のように消えてゆくのが恐かった
遠い空 離れてゆく想い 季節だけが過ぎてゆく
今はもう 写真を見ても君の顔が思い出せないけれど
※きっと明日になれば僕はたんぽぽの種になって
そっと君を迎えにゆくよ
だから君は窓をあけて僕を探し当ててね
必ず手のひらに飛んでゆくから※
君の瞳は誰を見てるの? 今は誰の腕の中
若い僕はまだ大人になれず 不安を君のせいにした
信じるのは難しいね はかなさだけがこぼれてく
今では君からの電話 待つことしか出来ないでいるけれど
きっと明日になれば僕は孤独すら味方にする
そして現在と向き合うよ
だから君も忘れないで 想い出にしないでね
必ず長い冬を変えてみせるよ
(※くり返し)
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