作詞：nyanyannya
作曲：nyanyannya
双葉を広げた古の船は
灼熱にただ滾る砂の海を注ぐ
迷う砂の都 逃れた先は
異の風に地を駆ける童女
燦然と帆を揚げ 船は往く砂の上
火の神その名の下に
示さずは銀の鍵
船は往く陽を浴びて
彼の地を目指しながら
落ちる帳の中 赤く光放つ
策謀の刃その肢体見せる
行く手をさえぎる黒､数多の船影
争いと略奪の雄叫び
紅く炎あげて 夜を往く白き船
片翼を強く羽ばたき
その音をもたげ 夜を追う黒き船
毒牙を磨きながら
示さずは銀の鍵 迫りくる炎の手
童女は祈り願う
少女が悟るころ 炎に立つ火の神
昇る天空の彼方
燦然と掌を揚げ 舞い降りる火の柱
残るは白き船
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