作詞:大西洋平
作曲:中村瑛彦
二人で撮った写真はないけど
僕の瞳の奥でいつも君が笑っていたから
ずっと忘れられないでしょう
本当は少し遠回りしてた
できるだけ長くその声を
聞きたくて 南風吹く
向日葵の坂道くだる
きっと分かってない
ほら全然 その気じゃない
こんな気持ちを隠したまま
友達の振り
切り過ぎたと言ってた前髪を
気にしている横顔
あの時は言えなかったけど
とても素敵だった 全部好きだった
隠れた小さなオデコ そこに夏が詰まってた
あんな話したことは山ほど
あったんだけど一番
伝えたかったことは今でも
君は知らないままなんだ
あのねって 切り出すタイミングがなくて
教えてほしい
離れていても気づく どこか変わった
心に虫眼鏡があるように
瞬きするたびに綺麗になっていく
遠回りの向日葵の坂道 歩くこともなくなるね
切り過ぎたと言ってた前髪を
気にしていた横顔
あの時から次の季節へ
駆け出していたね どうして
あのねって 打ち明けてくれなかったんだ
悲しいことは 悲しいことは
隣にいたくせになんで
君が君を嫌いにならないように 揺れないように
胸の奥つかえてた言葉
口に出せなかった
頑張れとはちょっと違う
自信をなくした時に
でももう大丈夫みたい
出会った頃より眩しくて
このまま輝いてね
切り過ぎたと言ってた前髪が
伸びかけてた横顔
夕暮れの街で見かけたら
とても素敵だった 今も好きだった
覗いた小さなオデコ そこに夏が眠ってた
二人で撮った写真はないけど
僕の瞳の奥でいつも君が笑っていたから
ずっと忘れられないでしょう
さよなら 向日葵の咲く坂道に
『前髪 似合ってた』
『遠回りしてた』
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