春泥棒/ヨルシカ 歌詞

ヨルシカ「春泥棒」の歌詞ページです。大成建設CM曲の背景や歌詞の意味、配信日とEP『創作』収録情報、作家クレジットを解説します。

「春泥棒」歌詞

歌:ヨルシカ

作詞:n-buna 作曲:n-buna

高架橋を抜けたら雲の隙間に青が覗いた
最近どうも暑いからただ風が吹くのを待ってた

木陰に座る
何か頬に付く
見上げれば頭上に咲いて散る

はらり、僕らもう息も忘れて
瞬きさえ億劫
さぁ、今日さえ明日過去に変わる
ただ風を待つ
だから僕らもう声も忘れて
さよならさえ億劫
ただ花が降るだけ晴れり
今、春吹雪

次の日も待ち合わせ
花見の客も少なくなった
春の匂いはもう止む
今年も夏が来るのか

高架橋を抜けたら道の先に君が覗いた
残りはどれだけかな
どれだけ春に会えるだろう

川沿いの丘、木陰に座る
また昨日と変わらず今日も咲く花に、

僕らもう息も忘れて
瞬きさえ億劫
花散らせ今吹くこの嵐は
まさに春泥棒
風に今日ももう時が流れて
立つことさえ億劫
花の隙間に空、散れり
まだ、春吹雪

今日も会いに行く
木陰に座る
溜息を吐く
花ももう終わる
明日も会いに行く
春がもう終わる
名残るように時間が散っていく

愛を歌えば言葉足らず
踏む韻さえ億劫
花開いた今を言葉如きが語れるものか

はらり、僕らもう声も忘れて
瞬きさえ億劫
花見は僕らだけ
散るなまだ、春吹雪

あともう少しだけ
もう数えられるだけ
あと花二つだけ
もう花一つだけ

ただ葉が残るだけ、はらり
今、春仕舞い

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「春泥棒」について

「春泥棒」は、散っていく季節への喪失と生のきらめきを対置したミドルテンポのポップ。余韻と疾走感が同居します。2021年1月9日に配信リリース。大成建設TVCMソングとしてオンエアされ、同年1月27日発売のEP『創作』に収録されました。 :contentReference[oaicite:0]{index=0}作詞・作曲はn-buna。緻密な言葉運びと旋律の推進力が印象的です。 :contentReference[oaicite:1]{index=1}MVは森江康太が監督。前作ストーリーと呼応するアニメーションで、主人公の視点に寄り添う語りを描きます。 :contentReference[oaicite:2]{index=2}


「春泥棒」のトピックス

つらい時に聴く歌|ただ隣にいてくれる曲 2

夏の終わり、心に寄り添う歌です。

新学期や月替わりの朝、学校や職場へ向かう足取りが重いときに、強い言葉で急かさず、気持ちの居場所をつくってくれる曲だけを集めました。深呼吸がうまくできない夜や、思い出に立ち止まりたい日にどうぞ。

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「ヨルシカ」について

ヨルシカはn-bunaとsuisのロックデュオ。2017年結成。『だから僕は音楽をやめた/エルマ』で躍進し、文学的な詞と鮮やかなメロディ、映像と連動する物語性が特色。代表曲「ただ君に晴れ」「花に亡霊」。

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