白無地方向幕/六文銭 歌詞

六文銭の「白無地方向幕」歌詞ページ。
「白無地方向幕」は、作詞:有働薫、作曲:及川恒平です。

「白無地方向幕」歌詞

歌:六文銭

作詞:有働薫 作曲:及川恒平

ひとふしのメロディーが朝から頭を離れない
くちの中でくりかえし小さく歌い
どこかで聞いたと 記憶のもやの中を探し回る
たどり着けずに正午を過ぎて
ガラス戸ごしに曇りの空を眺めている

どこで聞いたのだろう この微妙な節回し
子守唄のようでもあり ラメントのようでもある

愛しあったり
愛されない苦しみにひそかに裏切りに走ったり
音もかたちもない
ふとした凪のような
自分であるのかほかの人であるのか
消え去りやすく けれど不意に戻ってくる

生れて二ヶ月の赤ん坊が
朝の小鳥のコロラチュラにじっと耳をすましている
遠い眼をして

何度でもあきらめよう
そのたびに輝くものがある

迷子よ
迷子よ
後戻りはきかない

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